大分県内で相次ぐ特殊詐欺被害を防ごうと、注意喚起を行うコールセンターの開所式が31日、行われました。
このコールセンターは特殊詐欺被害を未然に防ごうと、県警が民間企業に委託して、毎年開設しています。
コールセンターではオペレーターなど、3人体制で一般世帯や金融機関に対して注意喚起の電話などを行います。県警によりますと、今年に入って、県内では特殊詐欺被害が63件発生していて、被害総額は8500万円にのぼっています。
(特殊詐欺被害防止コールセンター・大久保正旗さん)「年々、手口が巧妙化しています。最近はSNSを使った手口が増えていますので、一人でも被害を食い止められるように日々、注意喚起を行っていきたい」
コールセンターは来年1月末まで開設され、金融機関やコンビニへ、音声ガイダンスによる注意喚起も行います。