浦添市がSNSに投稿した動画が女性軽視にあたるなどと批判が出ていた問題で、市の第三者委員会はきのう、一部の動画が「ハラスメントに該当する」として、非公開にすることや再発防止を求めました。
2023年に浦添市がTikTokに投稿した一部の動画をめぐっては、「セクハラ」にあたるなどとして批判が上がり、市は第三者委員会を設置して26本の動画を検証してきました。
委員会は30日、答申書を松本哲治市長に手渡し、市長がホテル従業員の女性をプールに誘う演出を含む動画など4本については、「差別的またはハラスメントに該当するような内容」だとして、非公開の措置をとるよう指摘しました。
矢野恵美委員長は「市をアピールしたい気持ちは理解できる」とした上で、「チェック体制の構築と、職員への継続的な研修をし再発防止に努めてほしい」と述べたということです。
松本浦添市長は「丁寧に検証していただき感謝している。厳粛に受け止めたい」とコメントしています。
動画は現在も公開されていて、削除については市議会で審議される予定です。市は並行して再発防止のガイドラインの作成を進めていくとしています。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









