「90分単位の睡眠が良い」は都市伝説!?

また、よく言われるのが「睡眠時間を90分単位で考えると良い」ということ。
仮眠を取るなら1時間半、6時間の次は7時間半がすっきり起きられる、など。
これは正しい快眠術なのでしょうか?

筑波大学 柳沢教授:
「もう全くの都市伝説で、嘘と言っていい。何の根拠もない。」

柳沢教授によると、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルを平均すれば90分になると言われているが、振れ幅が大きくて一定ではないとのこと。さらに「そもそも、レム睡眠の終り頃に起きると調子が良いというのは、私に言わせると根拠がない」

1度目の目覚ましタイマーで起きられなかった場合、スヌーズ機能を使って、再び20分後に起きるとスッキリ起きられるとのことです。

安住アナも衝撃!杉山アナの就寝前“珍儀式”

スタジオでは、出演者のベッドタイム・ルーティンを紹介。

▼櫻坂46 松田里奈さん⇒寝る前にビタミンCを飲む
「朝スッキリ起きられると聞いて始めたら、確かに朝起きた時に重い感じがなく起きられるので続けている」
▼杉山真也アナ⇒動かない
▼江藤愛アナ⇒枕にアロマスプレー
▼佐々木舞音アナ⇒思い出を思い返す
▼小沢光葵アナ⇒血行が良くなるパジャマを着る

さらに杉山アナは、寝る前の“珍儀式”も告白。それは、ベッドに横になった後、枕に後頭部を打ち付けるというもの。翌日起きる時間の数、午前2時なら2回、午前5時なら5回、打ち付けるとした。
この儀式に安住紳一郎アナは「衝撃的。何なの?」「回数は声に出すの?」「午後2時起きだったら何回打ち付けるの?」と質問攻め。
杉山アナは「念じるように小声で数を数えながら打ち付ける。午後2時なら14回やる」と話し、江藤アナから「2回でいいじゃん!」とつっこまれるなどスタジオから笑いと驚きの声が上がった。
さらに安住アナは「細かく聞いて悪いけど5時半起きだとどうしているの?」と質問。これには杉山アナも、「あっ・・」と意表を突かれた様子で、「5時半だと・・5回ぐらい・・」と、そこはふわっとしていると話した。

この杉山アナの“珍儀式”、柳沢教授によると、
「『明日は何時に起きる』と念じて寝るとその時間帯に起きやすいという研究もある。目覚ましが鳴っても比較的楽にパッと起きられるというような研究はある」とのことでした。

(THE TIME, 2024年5月30日放送より)