宮崎大学では、子宮頸がんワクチンの接種の機会を逃した大学生などを対象にした臨時の接種会場が設置されています。

この臨時の接種会場は、宮崎市が、29日からの2日間、宮崎大学の木花キャンパスに設置しているもので、30日も午前中から女子大学生が会場を訪れて、ワクチン接種を受けていました。

子宮頸がんは、ワクチンを接種することで主な原因となるウイルス感染のおよそ9割を防ぐことができるとされています。

今回の臨時接種会場は、これまでに接種の機会を逃した女子大学生などを対象とする「キャッチアップ接種」の一環で設けられました。

(学生)
「大学で受けられるというのはありがたいし、授業の合間とかにも受けられるのでいいと思う」

キャッチアップ接種は、1997年から2007年度生まれの女性が対象で、来年3月まで無料で受けることができます。

また、期間中に必要な3回の接種を終えるには、今年の9月までに1回目の接種を始める必要があります。