持続可能な社会づくりの取り組み「SDGs」について考える「つなごう沖縄」。太平洋戦争末期の沖縄戦から今年で79年。平和について改めて学ぶ学習会をご紹介していく。

1945年。沖縄では、住民を巻き込む激しい地上戦が行われ、軍人と民間人、あわせて20万人あまりが犠牲となった。県平和祈念資料館では、おびただしい犠牲を出した沖縄戦の実相を伝える平和学習が行われている。

▽棚原和宏さん
「1日でも長く米軍を(本土を攻撃する前に)沖縄に留めおきたい。そうしている間に次の戦争の準備をする。これが沖縄戦」

真剣にメモを取り、講和に耳を傾けるのは皆、大人ばかり。これは大人を対象とした平和学習だ。

▽棚原和宏さん
「子どもたちは平和教育学ぶ機会があるが、大人が学ばないといけない。」
「最初は当時の学芸班 班長が ”大人世代にもやるべき” ということで始まって、
去年から学芸班の職員みんなでやってます」