■コロナは“風邪”?後遺症への対処法は

井上キャスター:
医療従事者の皆さんが本当に大変な状況の中で、重症化せずとも症状が長引くということがオミクロン株のまだまだわからないところでもあるんですがその部分を見ていきます。どこで治ったとするのかも微妙なところが見えてきます。
▼オミクロン株 主な症状(国立感染症研究所 今年1月24日時点)
発熱 66.6%
せき 41.6%
けん怠感 22.5%
オミクロン株の主な症状として発熱、せき、けん怠感があり、こういったところから軽症者についてはインフルエンザに近くなってきたと言われていますが、せきについて、療養期間が終わった後もせきが出続ける、喉の痛みなども長引くという声も多くあります。

▼SNSではせきに悩む声も・・・
「発症してから17日 せきが出続ける ちゃんとした声が出ない」
「発症してから約1か月 1回咳が出るともう止まらない 電車ですげーにらまれる」

▼30代女性の実際のケース
7月26日 陽性と診断
発熱 喉の痛み せきの症状→療養中に快方へ
8月4日 せきが再発
8月6日 療養終了
現在 せきは続く
他の症状に関してはかなり治まったんですけど、せきだけは続いているということです。そうすると周りからの目もあります。「せき出てるけど本当に治ったの?うつさないよね?」など、本人もやはり精神的に追い詰められますので、他の人にうつさないのか心配であるということです。この辺りの部分について専門家に話を伺いました。

東京歯科大学市川総合病院 寺嶋毅医師
「療養後に続くせきはウイルスによるものではないので、人に感染させることはありません。症状がつらい人は市販のせき止めなどで対処も可能です」
「2週間以上続く場合は、気管支炎やぜんそくの恐れもあるため、呼吸器内科などの受診を勧めます」
ホラン千秋キャスター:
オミクロン株が風邪やインフルエンザに近い症状になってきたのではないかと表現されることがありますが、これだけ重症の患者さんが出ているというのをテレビなどで見ますと、現場の皆さんはそういう表現をされることについてどんな思いをお持ちなんでしょうか?
鹿野院長:
明確に若い方にとって短期的には風邪やインフルエンザに近いような状況になっています。ただ忘れてはならないのは、せきなどは1、2か月ぐらいの短期的な後遺症というものですが、この新型コロナウイルスは身体の中でずっと潜んで悪さをする特徴があるで、10年後に例えば脳が縮んで認知症を発症したり、脳卒中や心臓発作などを発症する確率が上がるかもわからないので、こういった情報もわかった上で本当にかかっても大丈夫なのかっていうのは個人個人で判断する必要があると思います。
ホラン千秋キャスター:
重症化する傾向が高いのは高齢の方かもしれないが、若いからといって油断しては欲しくないということですね。
鹿野院長:
短期的な症状と長期的な後遺症の二つを一緒に考えることですね。高齢者にとってはインフルエンザよりも入院医療を逼迫させるだけの毒性があるということで、命を落とされる方も数万人という単位で出ておりますので、そこは分けて考える必要があるんじゃないかなと思っています。
森永教授:
風邪と同じになったんだから特に行動制限せずにかかるだけかけちゃえばいいやっていうのは暴論だと思っていて、少なくとも医療がちゃんと動くレベルまではきちんとコントロールしないとですね。実は経済も動かなくなってきてるので、対策を放棄するのは絶対にいけないと思います。














