梅雨や台風など本格的な雨の時期を前に、垂水市が防災点検を行いました。

点検には、市の職員や消防、警察などが参加し、過去の土砂崩れ現場や災害のおそれのある場所を見て回りました。

このうち垂水市海潟の農業用ため池は大雨の時に決壊する恐れがあり、廃止する計画で、参加者たちは、ため池の状況を確認していました。

(垂水市・尾脇雅弥市長)
「災害があっても、人災を出さないということを大きな目標にして、大事なことは、そういったことに備えるシミュレーションをしっかりやっていく」

また、桜島の噴火警戒レベルが4以上に引き上げられた場合、警戒範囲が気象庁の基準の改定で、垂水市の一部を含む火口から概ね7キロ以内に拡大されたことが説明されました。