栃木県の養豚場で家畜伝染病の豚熱が確認されたことを受け、新潟県は県内の養豚場に対して感染防止の徹底を呼び掛けました。
【県家畜課 仲山美樹子 課長】「発生予防のため県内の全ての豚にワクチン接種を実施するとともに、野生動物侵入防止対策の実施など、衛生管理の徹底を繰り返し指導していく」

26日、栃木県 那須塩原市の養豚場で飼育していた豚が豚熱に感染していたことが確認されたことを受けて、県は情報共有のため、連絡会議を開きました。

県内にある養豚場の関係者にチラシを配り、適切なワクチン接種など、感染防止の徹底を呼び掛けたということです。

県によりますと、県内ではこれまでに養豚場では豚熱は確認されていませんが2018年から今月14日までに死んだイノシシなど1165頭のうち、73頭が豚熱に感染していて、このうち1頭は今月、上越市で確認されていました。

農林水産省や県は「豚熱は、豚、イノシシの病気で、人に感染することはない」としています。














