山梨県の観光資源である富士山とワイン。この2つを結び付けて観光振興を図ろうというプロジェクトがスタートしました。

その狙いは「プレミアム感」です。


このプロジェクトには甲州市勝沼町の4つのワイナリーと富士河口湖町の5つの宿泊施設が参加しています。

甲州ワインの特徴を学ぶ宿泊施設担当者

初回 の8月9日は、甲州市の原茂ワイナリーなどで、宿泊施設側がワインの醸造施設や貯蔵庫などを視察し、甲州ワインの特徴などを学んでいました。


コロナ禍で苦境が続く観光業界ですが、富裕層に人気のある富士山とワインの相乗効果により「プレミアム感」を出す事で国内外の需要を喚起する事が狙いです。

富士山×ワイン 高付加価値推進プロジェクト委員会 仲田道弘会長:
アフターコロナを視野に入れて地域の連携で価値を生み出していこうと。
(富裕層で)単価が高くなる。富士河口湖温泉が活性化して、勝沼の農家の方にも波及する流れで付加価値が付くことを狙っている。


プロジェクトでは今後、宿泊施設でのワインの販売やモニターツアーなどを計画しているという事です。