山形県山形市で、元妻やその家族の車のタイヤをパンクさせたとして、器物損壊の罪に問われている福島市の男の裁判がはじまり、男は起訴内容を認めました。
器物損壊の罪に問われているのは、福島市の警備員の男(35)です。
起訴状などによりますと、男は今年3月22日の夜から24日の間に山形市内に住む元妻の家の敷地内で、元妻とその両親の車3台のタイヤ合わせて13本を千枚通しでパンクさせた罪に問われています。
きょうの初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
裁判で検察は、男が去年11月に妻と離婚していて、元妻に交際相手ができたことや子どもへの面会を拒否されたことに腹を立て「困らせよう」と思い犯行に及んだと指摘しました。
検察側は「計画的かつ執拗に繰り返している犯行」として懲役1年を求刑、一方弁護側は、男が犯行内容を認めていて「二度としない」と約束していることから罰金刑を求めました。
判決は来月10日に言い渡されます。














