3Dでの画像認証など鑑定技術も進歩

果たして本当に検挙を逃れることはできるのだろうか。スピード違反での検挙には、撮影された人物と、実際の人物が同一かを特定しなければならない。その特定の際に画像を鑑定する技術も進歩している。
これまでは、平面の静止画を見比べながら特定をするなどしていたが、3Dで顔の画像を認証するシステムなどを用いての鑑定が主流となっている。
ある捜査関係者は『こうした鑑定を行えば、高い精度で同一人物かの特定が可能だ』と話す。
警察での調べに対し男は、「普段から制限速度をオーバーする運転をしていた」などと話していて、スピード違反を繰り返していた疑いがもたれている。
『顔を隠せば摘発を逃れられるかもしれない』そんな思いから発想した行動も、警察からの摘発に逃れることはできなかった。