新潟県の糸魚川警察署が、速度を取り締まるための可搬式オービスに“よく似た”装置を作りました。製作費用は実質0円。県内での運用は初めてだということです。

糸魚川市の小学校近くの市道で、警察官が速度違反の取り締まりを行っている
ように見えますが…、

【記者リポート】
「現在速度違反の取締を行っていますが、実はこの装置、警察官が手作りで作った“ダミー装置”なんです」

車の速度違反を取り締まる、可搬式速度違反自動取り締まり装置、「可搬式オービス」は本来およそ800万円する装置ですが、これは糸魚川警察署の署員が手作りで作った“ダミー”。

制作費は、なんと0円!

よ~く見ると…
装置は厚紙でできています。署内にあった厚紙やプラスチック性のファイルを入れるボックスなどの備品でつくったのです。

【ダミーを製作した 糸魚川警察署 宮﨑浩輔 巡査部長】
「こだわったところは、カメラのレンズですね。インターネットのフリー素材を活用して、よりリアルに見せようと…」