山形県は、大阪府にある関西大学と協定を結び、大学のウェブサイトに県内企業の情報を掲載するなど、UターンやIターンの促進を進めていくことになりました。

22日の締結式では、吉村知事と、関西大学の前田裕学長が協定書に署名しました。
県によりますと、過去4年間に高校を卒業して進学した学生のうち、7割以上が県外に出ています。

吉村 知事「本県が持続的に発展するためには、それを支える人材の確保がなによりも重要ですので、県外に進学した若者などをいかに県内に回帰してもらい、県内に就職してもらえるかが喫緊の課題であると考えている」

関西大学と結んだ協定には、大学のウェブサイトで山形県内の企業情報を掲載したり、県と連携したセミナーやワークショップを開いたりすることが盛り込まれていて、県内企業の人材確保が期待できるということです。

関西大学 前田裕 学長「大阪という異なった文化の地で学んでいただいて、その学びを出身のご当地で生かしていただく。Uターンということについて、この10年来、長く取り組んできた」

県はこれで、30の私立大学とUターンやIターンを促進する協定を結んだことになります。

関西圏の大学と締結したのは、今回が2つ目です。














