■第104回全国高校野球選手権大会 3日目 第4試合 市立船橋(千葉)6×ー5 興南(沖縄)(8日 甲子園)
夏の甲子園出場は市立船橋は15年ぶり6回目、興南は4年ぶり13回目。市立船橋は1997年にベスト8に進出して以来の夏の甲子園勝利となった。
5-5で迎えた9回、先頭・三浦元希(3年)がレフトへの安打とファンブルで無死二塁、続く石黒慎之助(3年)は四球を選び無死一、二塁に。3番森本哲太(3年)が犠打で1死二、三塁とチャンスを広げると4番・片野優羽(3年)は申告敬遠で1死満塁とした。代打・黒川裕梧(3年)がカウント0-2から死球を受け、押し出しでサヨナラ勝ちをおさめた。
先発の右腕・坂本崇斗(3年)は3回1死から死球と失策で一・二塁とピンチを背負うとセカンドへの強烈な打球がツーベースとなり先制を許した。なおも1死二・三塁で2者連続タイムリーを浴び、坂本から左腕・森本哲星(3年)に交代、内野ゴロ間とタイムリーで、この回5点を失った。
5点を追う4回、森本哲太の四球と片野の安打、大野七樹(1年)の犠打で1死二・三塁から谷藤汰樹のタイムリー、森本哲星のタイムリー内野安打で2点を返す。5回2死二塁から森本哲太のタイムリーで2点差に迫った。
2点を追う8回1死から4番・片野がレフトスタンドへ大会第4号ソロ、2死から谷藤と篠崎大耀(2年)の連打で一・二塁とし、森本哲星のタイムリーツーベースで同点に追いついた。
市立船橋は1回裏、三浦がセカンド内野安打、石黒がショート失策で無死一・二塁とし、森本哲太の犠打で1死二・三塁とするも片野、大野は凡退し先制できなかった。
森本哲星は4回以降は5回の1安打のみで6回以降は1人の走者も出さなかった。
【市立船橋 夏の甲子園戦績】
■1993年
2回戦 2ー0 三本末(香川)
3回戦 11ー6 桐生第一(群馬)
準々決勝 8ー3 京都西(京都)
準決勝 1ー6 育英(兵庫)
■1996年
1回戦 3ー2 佐伯鶴城(大分)
2回戦 3ー5 鹿児島実業(鹿児島)
■1997年
1回戦 17ー10 文徳(熊本)
2回戦 4ー3 仙台育英(宮城)
3回戦 5ー4 甲府工業(山梨)
準々決勝 1ー11 浦添商業(沖縄)
■1998年
1回戦 3ー12 尽誠学園(香川)
    
■2007年
1回戦 0ー5 文星芸大付(栃木)
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