「ママ育て支援」友達感覚の居場所づくり
子供が幸せな生活を送るためには“ママ育て支援”が必要。それが、つらい経験をした皆川さんの至った結論でした。そのために設立したのが「ママのゆりかご」です。

月1回イベントや勉強会が開催されるママのゆりかごには、保育園や幼稚園に入る前の母親が多く参加しています。スタッフが子供の面倒を観てくれるため、参加している時間は子育てから解放されるのが特徴です。
参加者の多くは親が遠くにいたり、夫の転勤で大分に来たりするなどして、“頼れる人が近くにいない”母親。中には赤ちゃんの夜泣きがひどくて寝かさせてほしいという母親、子供の世話に疲れて泣きながらやってくる母親もいたそうです。
ママのゆりかご参加者:
「他の子育て支援サークルは、自分の子は自分で見ていないといけないという感じがあるんですけど、ここはいくら子供が泣いてもスタッフさんが『今ママと離れる時間だから任せて任せて』って言ってくれるので、安心してゆっくり時間を過ごすことができるんです。もちろん先輩ママとしてアドバイスもいただくけど、私が今頑張っていることや趣味の話を聞いてくださって、お友達感覚でもいられる場所です」
