愛知県豊川市でドローンで稲の種もみをまいて、そのまま収穫するまで育てる試みが行われています。

田んぼの上を勢いよく飛んでいくのはドローン。
豊川市では、JAが2023年からブランド米「あいちのかおり」の種もみをドローンでまいて育てる実証実験を行っています。

2023年は、まいた種もみがジャンボタニシや鳥に半分以上食べられてしまったため、ことしは種もみを土の中に深く打ち込める機体を使用しました。
一般的な稲作では別の場所で種もみから苗まで育て、苗を田んぼに植え替えます。

今回の実験では、種もみから稲になるまで同じ田んぼで育てるため、農家の作業負担を大幅に減らせることが期待されています。
順調にいけば、10月上旬には稲刈りをして米を収穫できるということです。