実験段階から石灰をまいた西尾さんの地区では、4年間でヌカカの幼虫がゼロになったそうです。
米子市によりますと、去年散布をスタートした地区でも半減しているということで、今年は去年の7倍に範囲を広げ、石灰散布を続けています。

米子市環境政策課 宮脇孝志 課長補佐
「引き続きですね、このドローンの有用性というのを伝えていって、面積が広がっていくように進めていきたいと思っております」
長らく住民の夏の悩みとなってきたヌカカですが、その生態研究とドローンが解決の糸口となりつつあります。
一方で、荒廃農地が幼虫の生息地になっているということで、米子市は荒廃農地を増やさない対策も同時に進める方針です。