中国の電気自動車メーカー「BYD」の正規ディーラーが、大分県内に初進出し、大分市の店舗で概要が披露されました。

BYDは中国・深圳(シンセン)に本社を構える電気自動車メーカーで、おととし乗用車事業に参入、去年から日本国内で販売店を展開しています。

県内初、国内28店舗目となる正規ディーラーが大分市内に、18日オープンするのを前に、17日概要が公開されました。大分石油の子会社が運営するショールームでは現在BYDが販売している、SUVモデルとコンパクトEVの2車種の電気自動車が展示、販売されます。

(BYD Auto Japan・東福寺厚樹社長)「あらゆる種類のバッテリーを今までずっと研究し、今でも開発してきている。長寿命で耐久性が高い、コスト競争力も非常に高い」

(運営会社ユアーズEV・永岡壮三代表取締役)「車の利用が不可欠な県だと思っています。EVは近距離で移動するにはすごく快適な車ですので、需要が多いのではないか」

BYDは年内に4ドアセダンの新車を発売する予定で、バッテリー性能やコストパフォーマンスなどを売りにした今後の販売動向が注目されます。