東芝は経営再建に向けた抜本的な構造改革のため、最大4000人の人員削減を行うと発表しました。
東芝 島田太郎社長
「会社を100年後にも残すために行わなければならない、どうしても必要なことに、こういう状態になってしまったということ自体に、私自身は強く責任は感じている」
去年12月、74年にわたる上場企業の歴史に幕を下ろした東芝。16日、上場廃止後初めてとなる中期経営計画を発表し、50歳以上の早期退職希望者を最大4000人募集すると明らかにしました。
また、2025年度の前半に、東京・浜松町にある本社機能を研究開発部門の拠点などがある神奈川県川崎市に集約するほか、分社している会社の統合も進めていくということです。
東芝は2023年度の決算では営業利益は399億円でしたが、固定費の削減を進め、事業や人材への投資などを通じて、2026年度にはおよそ10倍の3800億円に拡大することを目指すとしています。
会見で島田社長は「必ず会社を成長企業に回帰させる」とした上で、「道のりは決して平坦なものではないが先頭に立ちリーダーシップを発揮していく」と述べました。
注目の記事
服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?

迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続強盗殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①
