皆さん、災害への備えはしているでしょうか。宮崎県の県産品で作る保存食を紹介します。
県産米を使ったおにぎりなのですが、実は、5年間常温で保存が可能です。
今回、このおにぎりを作る宮崎市のコメ農家を取材しました。

娘が災害のときにこのおにぎりを食べられれば、携わる価値はある

宮崎市清武町の「万福」。ここの工場で作られているのが…

(万福 大幡正敏社長)
「5年間、備蓄できるおにぎりです」

見た目はふつうのおにぎりですが、長期間保存が可能となったおにぎりです。

しかも、常温のまま備蓄ができるうえに、袋からそのまま出してすぐに食べられるため、水の確保ができない場合など災害時に便利な保存食となっています。

このおにぎりは、奈良県にある企業が開発したもので、「万福」の大幡正敏社長はその技術を活用して今月からおにぎりの製造をスタートしました。

(万福 大幡正敏社長)
「自分は娘がいるのですが、娘が災害のときでも、このおにぎりを食べられれば、それだけでも、このおにぎりに携わる価値はある」