銃撃された東欧・スロバキアのフィツォ首相の容体をめぐり、副首相は命に別状はないと説明しました。
スロバキアのフィツォ首相は15日、首都ブラチスラバからおよそ150キロ離れた中部ハンドロバで銃撃され、腹部などを負傷しました。
容体についてスロバキア政府は「命に関わる」と発表していましたが、タラバ副首相はイギリスBBCのラジオ番組で、「処置はうまくいったと信じている」「命に別状はない」と説明しました。
地元メディアは、71歳の男が拘束されたと伝えていて、スロバキアの内相は「政治的な動機による犯行だ」との見方を示しています。
フィツォ氏は去年10月に首相に就任。ウクライナへの軍事支援の停止を正式に表明するなど、ロシア寄りとされています。
林 芳正 官房長官
「我が国として本件のような暴力行為は断じて容認できません」
今回の銃撃について林官房長官はこのように述べ、事態を注視していく考えを示しました。
また、岸田総理はSNS上で、「首相の一日も早い回復をお祈りします」と表明したうえで、「民主主義に対する暴力行為を断固として非難し、スロバキア政府と国民に対し、強い連帯の意を表します」と投稿しています。
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