1月から3月までの実質GDP=国内総生産は、年率で2.0%のマイナスで、2期ぶりのマイナス成長となりました。

内閣府が先ほど発表した1月から3月期のGDP=国内総生産は、物価の変動を除いた実質で前の期と比べて0.5%のマイナスでした。年率に換算すると2.0%の減少で、2四半期ぶりのマイナス成長となりました。

GDPのおよそ6割を占める「個人消費」は0.7%の減少となり、リーマンショックの影響で経済が低迷した2009年以来、15年ぶりに4期連続のマイナスとなりました。

物価高で実質の賃金が24か月連続で下がっていることや、一部自動車メーカーの認証不正問題に伴う生産や出荷の停止が影響しました。