イスラエル軍が限定的な地上作戦を始めたパレスチナ自治区ガザ南部ラファの人道状況について、ネタニヤフ首相は「人道危機は起きていない」との認識を示しました。
ネタニヤフ首相は15日、ビデオ声明を出し、イスラエル軍が南部ラファなどで戦闘を継続していることについて、「人道的な義務を果たしながら行っている」などと述べました。
ラファでは、エジプトとの境界にある検問所のガザ側をイスラエル軍が掌握したことで、人道支援物資の搬入が滞り、食料不足や医療施設の稼働停止など影響が深刻化しています。
ネタニヤフ氏は、「指摘されていたような人道危機はまだ起きておらず、これからも起きないだろう」などと主張しました。
こうしたなか、中東アルジャジーラは15日、過去24時間のガザ側の死者が82人に上ったと明かし、「ここ数か月で最も犠牲者の多い1日だった」などと報じました。
イスラエル軍はラファに加え、北部ジャバリアでも攻撃を強めていて、15日には住宅を空爆し少なくとも4人が死亡。
また、イスラエル軍の戦車が市街地に進入し、激しい銃撃戦になっているということです。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

快適な秋は短くすぐ冬に?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見えるサインとは tbc気象台
