豊和銀行の昨年度の決算が発表され、貸出金利息や株式の売却益が増えた一方、不良債権処理額の増加で増収減益となりました。

豊和銀行が14日発表した今年3月期の決算は企業の売り上げにあたる経常収益が前の年に比べて5億7800万円増え、104億6500万円となりました。貸出金利息や株式等売却益が増加したことが要因です。

一方、不良債権処理額が7億7700万円増加したため、経費を差し引いた経常利益は前年から7億7400万円減った6億8200万円で増収減益となりました。

今年度は金利上昇に伴う貸出金利息の増加が見込まれることなどから、減収増益の決算を予想しています。