二期作の発祥地といわれる高知県高知市介良で、小学生が地元の米農家と一緒に苗を育てるための「もみまき」に挑戦しました。

この企画は米作りを体験することで、児童に食の大切さを考えてもらおうと、高知市の介良小学校で毎年行われていて、今年で30回目を迎えます。13日は地元の米農家、中島正根さんの指導のもと、5年生 およそ60人が苗を育てるための「もみまき」に挑戦。先週、児童たち自身で選別した「フクヒカリ」という品種のおよそ4キロのもみをまきます。児童たちは土をならして、水をやった後、「すくすく育ちますように」と気持ちを込めてていねいにもみをまいていました。

児童たちは9月までの4か月間、肥料作りから代かき、田植え、収穫と米作りのほとんどの過程を体験し、食の大切さを学びます。

(児童)
「楽しかった」
「もみまいてから土かぶせたりとか、いろいろなことが分かって楽しかった」
「大きく育ってほしい」
「食べるときにおいしくなってほしい。サケ!サケおにぎり(で食べたい)」

13日にまいたもみは1週間ほどで苗になり、6月には田植えをする予定だということです。