絶滅すら危惧されるウナギの資源回復を目指し、静岡県浜松市ではウナギの川への遡上を助ける「魚道」の設置が行われています。魚道には環境にも配慮したお米に由来するプラスチックが使われています。
ウナギの遡上を助けるこの取り組みは、浜名湖うなぎの養殖やブランド化を進める組合が浜松市西区の花川で行っていて、8月5日は地元の高校生などにその方法を説明しました。
ウナギの稚魚に当たるシラスウナギは海で生まれ、川を上り成長します。川に設置されたのは、シラスウナギがえん堤をさかのぼるのを助ける「魚道」と呼ばれるマット。この「魚道」の網目をくぐる事でシラスウナギが遡上しやすくなるそうです。
<浜名湖養魚漁業組合 古橋知樹さん>
「こちらお米のプラスチックで作ったクッション材なんですけど」
この「魚道」には、お米に由来するプラスチックが使われていて、環境にも配慮されています。
<高校生>
「ウナギをいっぱい食べられるようになりたい」
こういった取り組みを通じて、ウナギの資源が回復し、もう少し、手の届く価格になる事が望まれます。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

「ひみ寒ぶり」記録的不漁でブリ丼4380円 目当ての観光客も高値に戸惑い 北陸の港町に”経済効果10億円”もいつ富山湾へ

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本

「なめまわし皮膚炎」ガサガサ唇なめないで!冬に増える乾燥トラブル 幼児や小学生なりやすい?









