戦後77年となる夏、島根県江津市の有福温泉では、「祈りの夏」と題した広島原爆の惨状を描いた絵画展が開かれています。
原爆の絵画展を開いているのは、江津市有福温泉町の湯町自治会です。
かつてこの町には、原爆被爆者のための温泉療養所がありました。
その療養所が閉所した翌年の2014年から毎年この時期になると、原爆の絵画展を開いています。
空を覆うほどのきのこ雲・・・。
川の中を逃げ惑う負傷者・・・。
これらの絵は、広島の高校生たちが、被爆者らから当時の悲惨な証言を聞き取って描いたもので、会場には60点が展示されています。
湯町自治会 盆子原温 会長
「私たちはこの実相を伝えていくというのも大切なことだと思っています。まさかこの21世紀に大国同士の戦争が始まるとは思いもよりませんでした。ほんとの戦争の実相を伝えていこうと。」
「改めてこうして続けていくことがこれからも大事。私たち有福温泉にとってもこの8月というのは、6日、9日、15日と特別な夏だと思っています。」
「伝えていくこと、あるいはここで多くの人々の心身を癒やし続けた有福であることを、時代時代に合わせながら継承してゆく活動のひとつになればと思っています。」
広島原爆の絵画展「祈りの夏」は、有福温泉・湯町サロンで8月15日までです。
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