独特な苦みや青臭さで、苦手だという子どもも多い「ピーマン」。
でも、栄養価が高いので、親としては食べてくれたら嬉しい…
そんな中、ピーマンの苦みを軽減する食材をキユーピーが発見しました。
ピーマン+卵黄で苦み軽減
キユーピーが、もっと子どもにピーマンを食べてほしいとの思いから研究をしたところ、「卵黄」と一緒に食べるとピーマンの苦み成分が軽減されることが分かりました。
ピーマンの苦味が卵で抑えられるとはどういうことなのでしょうか?

人間の舌には様々な味覚を感知する「受容体」というセンサーがあり、感知された情報が味覚神経を通じて脳に伝達されることで、食べ物の味が分かります。
甘みや旨みの受容体はそれぞれ1種類ずつなのに対して、苦味を感じる受容体は25種類と多くあります。
そこでキユーピーはその中から特にピーマンの苦味を認識する種類を特定しました。
その部分にピーマンの苦味成分と卵黄を混ぜたものを加えたところ、ピーマンの苦味が30%ほど軽減したということです。