アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で日本の漁船が被ばくしたことを多くの人に知ってもらおうと、高知市で企画展が開かれています。
1954年、太平洋のビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験によって、高知の漁船を含む多くの日本の漁船が被ばくしました。展示は、このことをより多くの人に知ってもらおうと「『ビキニの海のねがい』をつたえる会」が開いています。会場では今年3月に出版された絵本「ビキニの海のねがい」の原画のほか、被ばくした乗組員の当時の様子を語った証言などが写真とともに紹介されています。
(訪れた人)
「ビキニ環礁のきれいな絵と普段のみんなの平和な生活が水爆によって壊されたということが対照的に思いました」
(「ビキニの海のねがい」をつたえる会 森田敏恵 代表)
「やっぱり私たちの子供や孫や将来の人たちにそういう世界は手渡さず、本当にみんなが安心して住める核兵器のない世界を手渡したい」
この企画展は今月11日まで高知市の自由民権記念館で開かれています。














