松本市のかつての繁華街で、市民グループが空き店舗を使った飲食店をオープンさせました。
まちの活性化を目指して、住民の交流の場にもしてほしいという取り組みです。
9日に松本市にオープンしたランチの店。
店内は、どこかレトロな昭和の雰囲気が漂います。
「昼は喫茶、夜は酒場で喫茶酒場(きっさかば)です」
2015年ごろまでバーやラウンジとして使われていた空き店舗を活用した「みんなの喫茶酒場『うらのまま』」です。
店で働く小澤季志子さん:
「昔はスナック街で、裏町といえば飲み屋街で、すごい賑やかだったが、今は全然なので、とにかくここに人を寄せたい、戻したいというのが最初」
店があるのは、松本城にほど近いエリアで、かつて繁華街として栄えた裏町。
バブル崩壊後の景気の低迷や、にぎわいの中心が松本駅周辺に移ったことなどから、今では空き店舗が目立つようになりました。
裏町の活性化を進める市民グループがNPO法人を立ち上げ、2023年の暮れから、夜はスナックとして営業を開始。
夜だけでなく昼はカフェとして住民の交流の場になればと、9日からランチの営業を始めました。
NPO法人まちとコラボ 跡部嵩幸さん:
「活動しているメンバーは、松本の人が多いが、自分たちの街を元気にしたいという思いが強くある」
店で働くのは地元の40代から70代までの10人ほどの女性グループ。
ランチで提供するのは主婦ならではの手作り料理です。
「野菜メインです」
この日の日替わりランチは、ヒレカツとエビフライをメインに、旬のアスパラや菜の花、フキなど野菜をふんだんに使った彩り豊かな一皿です。
住民たちが手探りで始めた「喫茶酒場」
街に元気を取り戻したいとお客さんの来店を待っています。
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