中国の動物園で「パンダ犬」が現れ、話題になっています。

江蘇省の動物園で撮影されたこちらの映像。赤ちゃんパンダのように見えますが、正体は毛を染めた犬のチャウチャウです。

5月の大型連休に合わせ、動物園側がこの「パンダ犬」を客寄せのために展示したところ、中国のSNS上で話題に。

動物園は業者からこの「パンダ犬」を購入したとしていて、そのお値段なんと1匹およそ15万円。

ネット上では「かわいい」など好意的なコメントもある一方、「動物虐待だ」との批判も。批判に対してパンダ犬を動物園に売った業者は…

販売会社社長
「化粧するみたいなものです。人だって髪を染めますよね。犬もパンダみたいに国宝みたいになってうれしいでしょう」

この業者によりますと、パンダを飼育できる環境がない動物園が、代わりにパンダ犬を購入するそうで、SNSを見た動物園からの注文が相次ぎ、すでに150匹が売れたということです。