去年(2023年)12月に救急搬送された熊本県山都町(やまとちょう)の梅田(うめだ)町長がきょう(5月7日)、辞職願を提出しました。
山都町の梅田穰(うめだ ゆたか)町長(76)は、2017年2月の町長選で初当選して、現在2期目です。

しかし去年の大晦日に救急搬送され、療養を続けていますが、きょう、代理人を通じて辞職願を藤澤和生(ふじさわ かずお)議長に提出して受理されました。

辞職は公職選挙法に基づき、27日付となります。町の選挙管理委員会は今週中にも町長選挙の日程を決めます。
4年前のアメリカ大統領選では、梅田穰(うめだ ゆたか)町長の名前を音読みすると、当選したジョー・バイデン大統領と同じ読みになることで話題を呼びました。

<梅田町長のコメント全文>
このたび、病気療養中のため、1月11日から職務代理者を設置し、町民の皆様をはじめ、多くの方々の励ましや、職員・家族の支えもあり公務復帰に向けて治療に専念しておりましたが、このまま町長不在を続けることは町政・町民を預かる身として望ましくないと判断し、辞職を決意しました。任期途中での退任となることを心からお詫び申し上げます。
これまで、「子ども達が誇りを持てるゆたかなまちづくり」に取り組んでまいりましたが、これからは一町民として、山都町の発展を見守って参りたいと思います。
最後になりますが、山都町の益々の発展と、町民の皆様のご健勝、ご多幸を心から祈念申し上げます。













