静岡県立浜松商業高校の生徒たちのプロデュース商品、「浜松ラーメン」が誕生しました。生徒たちはラーメンに「浜松らしさ」を詰め込みました。
<浜松商業高校の調査研究部員>
「今回私たちが開発したのはこちらです」
浜松商業高校の調査研究部が開発した「浜松ラーメン」。2021年10月から部員30人で、調理用のラーメンとして商品化を目指してきました。
浜松らしい味を追求するために直接ラーメン店に足を運んだ部員たち。訪れた店の数は、72にものぼります。たどり着いた浜松ご当地の味は「とんこつ醤油」でした。
<浜松商業高校の調査研究部員>
「ラーメンを開発するにあたり麺、スープ、トッピングの選択を行い、地産地消を意識しました」
浜松ならではの味を目指し、スープには創業70年を誇る浜松の老舗醤油メーカーの濃い口醤油を使用。さらに、JAみっかびのミカンを皮のままフリーズドライした胡椒パウダーを付けました。
醤油のコクとうま味、ミカンの香りと風味…、2通りの味わいを楽しめます。
<浜松商業高校の調査研究部員>
「私たちの目標は浜松ラーメンを浜松餃子と並ぶ有名な特産品に成長させることです」
浜松商業高校のプロデュースは、今回が第2弾です。2021年6月、地元の「トリイソース」を使った「浜松焼きそば」を販売。1年間で5万食以上を売り上げ、年間目標を大きく上回りました。今回の「浜松ラーメン」にも期待が高まります。
<浜松商業高校調査研究部2年生 酢山遥香さん>
「浜松を盛り上げたい、地域に貢献したいという思いから開発しました。(売り上げの目標は)浜松焼きそばを超える5万食です」
「浜松」をぎゅっと味わえる、渾身のラーメン。浜松を一層盛り上げる可能性も秘めた1杯です。
<浜松商業高校の調査研究部員>
「浜松ラーメン、食べてみてください!」
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