奏大さんは去年、店に手紙を書き、深海魚の特徴やおいしい食べ方などを教えてもらいました。協力してくれた従業員の庄司さんと木志さんです。

(奏大さん)「1日のスケジュールを教えてください」

(木志健太・水産主任)「魚は1便が朝7時前後、2便が10時から11時に到着する。実際に自分が食べておいしさを勉強しないとお客様に提供できない。週5くらい家で魚を食べている」

(奏大さん)「僕が結婚したら週6魚にする。漁師さんやスーパーの人たちのおかげで僕たちがおいしい魚を食べられていると知った」

しかし、この店の深海魚の売り上げは鮮魚全体のたった1%ほど。奏大さん、ひそかに準備してきたものがありました。

(奏大さん)「友達のお母さんから『料理法が分からないので買いにくい』という声。そんな声を『もっと食べたい』という声に変えるため、企画書を書いた」

深海魚を切り身だけではなく、総菜にして販売することや、消費者の食べた感想をポップにしてはりだすことなどを提案しました。

担当者たちの反応は…。