教官
「お疲れ様でした。しんどかったと思う。初めて防火衣を着た状態でホース延長訓練もして、暑さも経験してもらいました。
でも、これ必要な経験なんよね。
急な災害現場、この暑さに耐えきれず熱中症になって活動ができないなんてことが実際にあるかもしれない。そのためにもきょう防火衣を着て、2時間訓練をしてもらいました。
技術的にも、体力的にもまだまだだけど、ここがまだスタートだからね」

訓練生は
「きつかったです。どんどん体力つけて、きつくないって思えるようになるまで頑張りたいです」
「ホースがまっすぐ伸ばせなかったです。現場に出てまっすぐ伸ばせないと、それだけでも火を消すまでのタイムロスになることを教えていただいたので、そこを課題に頑張りたいです」

同じ志を持って走り出した25人の新人消防士。
消防学校の卒業は今年11月で、およそ7か月半の間彼らの厳しい訓練の日々は続きます。