(若狭敬一キャスター)
藤井聡太八冠が伊藤匠七段の挑戦を受ける「叡王戦五番勝負」の第3局。大石さんは現地で取材をされていましたが、地元でのタイトル戦の様子はどうでしたか?

(大石邦彦アンカーマン)
タイトル戦といいますと全国各地からファンが集結するんですけれども、今回は地元開催ということもあって名古屋市など愛知県内や岐阜県内の方も目立っていましたね。

(若狭キャスター)
対局している2人は同い年で、これまでは藤井八冠が圧倒していたということなんだそうですね。
(大石アンカーマン)
2人が対局するタイトル戦は今回が3回目。これまでに竜王戦、棋王戦でも戦っています。竜王戦は藤井八冠が4連勝。持ち時間が8時間と長いので、考える時間が長くなってミスが少なくなる。
持ち時間が4時間の棋王戦は第1局が持将棋=引き分けで、その後に伊藤七段が3連敗。そして今回の叡王戦は伊藤七段が第2局でようやく勝ちました。「この1勝の意味合いは何ですか」と師匠の杉本八段に聞きましたら、「前回の藤井八冠からの初勝利で伊藤七段はメンタル面がかなり楽になった」と。「連敗していると、次も勝てないと思い萎縮して、自分の将棋ができなくなる」ということでした。
(若狭キャスター)
1勝が大きいのですね。
(大石アンカーマン)
大きいです。メンタル面で解放された伊藤七段が、ここからどう展開するのかというのは本当に見どころですね。














