いよいよ当日… 公園にはミャンマーの香りが充満

祭り当日。わたしたちが到着した午前10時すぎにはすでに準備は万端で、会場にはミャンマーの人たちがあふれていました。
広島に暮らすミャンマー人は1000人ほどです。この日の参加者は日本人を含めておよそ800人ということでした。
前日に準備されていた食材が、次々と参加者の胃袋に収まって行きます。会場中にスパイスの香りが漂って、行ったこともないミャンマーに来たような気分になりました。
参加した日本人
「これとか、なんかミントが入ってたりして、全然、日本食とは違う、おもしろいお味」

ステージでは、不思議なリズムの歌やダンスが次々と披露されました。
舞台の上だけでなく、多くの女性が、民族衣装をまとい、髪には新年を象徴する黄色いパダウの花をつけていました。
この日の盛り上がりは、準備に奔走してきたアウンチーさんにも、驚きだったようです。
広島ミャンマーコミュニティー アウン・チー・ミィン代表
「こんなに人が来るとは思わなかったので、みんなで楽しむことができるように思いますし、そのお金は、ミャンマー国内にいる避難民たちに届けることができるので、一石で二鳥という意味になりますよね?」