広島!ミャンマー水かけ祭… 前夜の集いにカメラマンが行ってみた!

カメラマンの 石原泰鵬 です。遊んでいるのではありません。

これは、ミャンマーの「ティンジャン(水かけ祭)」と呼ばれる伝統行事。1年間の辛かったことや失敗したことを水に流して、また元気にがんばろうという、新年を祝う4月の祭です。

4月27日、広島市安佐南区のとある公園で開催されました。

祭の前日、準備をしているという場所におじゃましました。SNSを通じて県内外から集まったミャンマーの人たちです。

石原泰鵬 カメラマン
「ミンガラーバー(こんばんは)」

ミャンマー人女性
「パパイヤの皮をむいています。あす、パパイヤサラダを作ります。辛いです。日本人にとっては、めちゃ辛いよ」

祭りに並ぶ料理は20種類以上。ニンニクは、いろんな料理に使えるからたっぷり切っておくんだそうです。

1年に1度のビッグイベントへの期待が高まっていました。

ミャンマー人女性
「水かけても濡れちゃうけど、全然、カゼはひかないで、もっと元気になる」
「車とかオートバイに乗って(行く)、友だちと、彼氏がいれば彼氏と」
「人が倒れるくらい(の勢いで水をかける)」

石原泰鵬 カメラマン
「ウソじゃ! それはウソ」

ミャンマー人女性
「ウソじゃないよ、本当よ!」

この場で唯一の日本人、小武さん。去年から始まった広島の水かけ祭りをサポートしています。

ミャンマーを支援する会 小武正教 代表
「えらい力の入れよう。日本人のわたしからすると。盆も正月も何もかにも一緒に年に1回やる。今の日本人のわたしたちの感覚とは、思いの込めようが違うんだってことを去年、知った」

祭の収益は、ミャンマー国内の避難民の支援に使われる、ということでした。