岩手県と秋田県にまたがる八幡平の観光名所のひとつ「八幡平ドラゴンアイ」はゴールデンウイークを迎え県内外から多くの観光客が訪れています。現在のドラゴンアイの状況はどのようになっているのでしょうか?

(記者リポート)
「一面雪に覆われています。きょうはほんとに雲がほとんどなくていい青空、絶好の観賞日和です。八幡平ドラゴンアイ、あっ淵が青くなってきている所がありますね」

岩手と秋田にまたがる標高1613メートルの八幡平山頂付近にある「鏡沼(かがみぬま)」の雪解けした水面が龍の目に見えることから名付けられた観光名所「ドラゴンアイ」。例年、5月下旬から6月上旬ごろに雪解けが進んで沼の中央部分に龍の黒目に相当する部分がはっきり現れることで、ドラゴンアイが開眼します。ことしは気温が高く推移していることから例年よりも早く沼の縁が三日月状に解け始めていてすでにドラゴンアイの見頃となっています。

(大阪からの観光客)
「真っ白を思って来たからこういう風になっててよかったなーと思って。雪があるけれども、すごくきょうお天気が良いのですごく気持ちが良いです」

(島根からの観光客)
「秋田に娘がいて、そこに来た時にどこか観光地がないかなと思って前々から目をつけていました。この時期しか来られないので、この時期でこれだけ枠ができるのはたぶん今年くらいしかないと思うのでラッキーでした」

八幡平市観光協会によりますと、ことしは例年より早く雪解けが進んでいるため5月中旬には開眼を宣言する見込みです。