インドネシアの火山で大規模な噴火が発生したとして、気象庁は日本への津波の影響があるかどうか調査しています。

気象庁によりますと、日本時間のきょう午前4時ごろ、インドネシアのタラウド諸島にあるルアン山で大規模な噴火が発生したということです。

この噴火に伴う日本への津波の影響について、気象庁が現在調査中ですが、午前6時40分現在、国内や海外の観測点で目立った潮位の変化は観測されていないということです。気象庁は、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

おととし(2022年)1月、トンガ諸島の海底火山で大規模な噴火が発生した際には、日本の各地でわずかな気圧の変化が観測されたほか、太平洋沿岸を中心に鹿児島県で最大およそ1.3メートルなど潮位の変化も観測され、一時、広い範囲に津波警報や注意報が発表されました。