最大震度7を観測した能登半島地震。
石川県輪島市の観光名所「朝市通り」では、地震で発生した火災で200棟以上が焼け、およそ5万平方メートルが焼失しました。
南谷さんもここで店を出していました。

南谷さん:「ここがね。私のお店出とったところなんですよ。ここ、ここの前に出とったんです。小屋建てて」
輪島市生まれで小さいころから毎日のように朝市に通っていた南谷さん。
17歳のときに出店し6年前から自ら手作りした商品を販売しています。

南谷さん:「朝市が大好きで、朝市というのは海産物を扱う人間にすると憧れの場所、朝市にでたい」

あの日、炎に包まれた朝市通り。南谷さんは多くの知人や商売の仲間を亡くしました。
南谷さん:「あそこ全部火事ですよ。ここから先全部火事」
焼けた通りに少し足を進めますが、途中で足が止まってしまいます。
スタッフ:Qやっぱりここから先は足すくみますか?
南谷さん:「すくむって言うよりも見たくないし行きたくないないなって。悪い。みんな仲間やしね。あそこに眠ってる人たち。遊び半分で入りたくないな」
朝市から車で15分ほど離れたところにある加工場や実家も深刻な被害を受けました。
「塩辛」の隠し味として欠かせない能登半島地方特産の「いしる」を保管していた倉庫が倒壊し、使えなくなりました。
「いしる」の製造には5年以上要しますが、奇跡的に残った30キロの「いしる」を使って伝統の塩辛づくりを金沢市内の加工場て再開しました。

南谷さん:「まだまだ復興していないから、皆さんのまだご支援が必要なんですよ。皆さんのお力をお貸しください」














