きょうは祝日で、いつもなら財務省は静まりかえっているのですが、円相場の荒い値動きを受けて、多くの報道陣が詰めかけ、省内は騒然としています。
神田財務官は報道陣から「為替介入との指摘があるが?」と聞かれたのに対し、「いまはノーコメントだ」と話しました。
そもそも、市場で介入への警戒感が強まっているのは、円安に歯止めがかからないからです。
政府・日銀は、これまで、市場が“防衛ライン”と見ていた1ドル=152円や155円を突破しても口先でのけん制を繰り返し、介入を行ってきませんでした。
その間、円は売られ続けてきたわけですが、決定的だったのは、先週の日銀の対応です。
円安を食い止めるため、日銀が何らかの対応に動くのではという観測が広がる中、円安阻止につながる追加利上げは見送り。市場が注目していた長期国債の買い入れ額の減額も行わず、いわば、“ゼロ回答”でした。
これを受けて、一段と円安が進み、円相場はきょう、ついに160円台に突入しました。
年明けには140円台でしたので、4か月あまりで20円も円安が進む異例の状況です。
さきほど、再び、154円台まで一気に円高に振れるなど、いまも荒い値動きが続いています。
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