今月17日に最大震度6弱を観測した地震の影響で、国の登録有形文化財、今治ラヂウム温泉の壁にひび割れなどが起きていて、専門家による調査が行われています。
17日の地震で今治市は震度4を観測していて、今治ラヂウム温泉では建物の壁に被害が確認されました。
1919年に建てられた国の登録有形文化財、今治ラヂウム温泉は、国内初期の鉄筋コンクリートドーム造りの建物で、この建物を研究している近畿大学の松本慎也教授が、おととい、被害状況を調査しました。
その結果、壁が部分的にずれている他、ひびが入ったり剥がれたりしているのが確認されました。一方、建物に倒壊の恐れなどはなく、今のところ、立ち入り禁止などの対応は必要ないということです。
大正時代から庶民の娯楽施設として親しまれ、鉄筋コンクリートの頑丈な建物が太平洋戦争中の空襲もくぐり抜けた今治ラヂウム温泉。現在、地域おこしのイベントなどに活用されていて、所有者は、地震による被害箇所の修復と建物の保存方法を模索しています。
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