コンクールの結果は?感謝の品の反応は?
校長先生「この度はおめでとうございます。去年に引き続き、たいへん、なかなかすごい賞をいただいたということで…」

得意のカバンづくりで臨んだ今回のコンテストの結果は、去年に続いての優秀賞。奏さんは褒められ満足げな表情を浮かべます。そして「ほんとにリモートを許可してくださったり…」と自作の品を差し出します。

校長先生「ほんとだ。なんかゴルフボールを入れて…ちゃんとゴルフバッグにかけれるようにとか、腰にかけれるようにとか…勉強してるね!」
定年退職を迎える校長先生に感謝の気持ちを伝えられた奏さん。学校には通えていなくとも、学校と奏さんの間には作品を通じた繋がりがありました。
奏さん「自分が作ったもので誰かが喜んでくれるというのが、本当にうれしくてうれしくて…よかったです。ちょっとずつ受験に備えて勉強もやっていかないとなって…」

この春から中学3年生に進級した奏さん。自分の苦手と向き合いながら、少しずつ、将来に向けて歩みを進めます。