旅先で慌てず、快適に過ごすために重要なのが「荷造り」。
整理収納アドバイザーの赤工友里さんに、「旅のパッキング術」を教わります。

「自分でできる・選べる」子ども服のパッキング

小学生と中学生のお子さんを持つ赤工さんに、まずは子ども服のパッキングを教わります。

整理収納アドバイザー 赤工友里さん:
お洋服をバラバラに大人のもの、子どものものと詰めたときに、子どもがどれを朝着たらいいかわからないんですね。「僕の今日のズボンはどれ?」「Tシャツどれ?」「靴下どれ?」と毎回お母さんに聞いてくるんですよ。そうすると旅先でかなり苦労するんですね。

衣類を入れるときに大事なのは、「仕分ける」こと。

2泊の旅行の場合・・・
▼2日めに着るもの
▼3日めに着るもの
▼パジャマ
▼上着

に仕分けし、それぞれジッパー付きの袋に詰めます。
きょうだいがいる場合は子どもごとに袋の色を変えるのがおすすめ。
子どもも自分の着る服が分かりやすく、旅先で荷物がぐちゃぐちゃになることがありません。
旅先で出しやすいように、キャリーケースの片側にまとめて収納します。

整理収納アドバイザー 赤工友里さん:
帰ってくるときも、袋の中に汚れ物を入れてきて、帰ってきたら洗濯機の中に自分で入れるスタイルです。

大人の服をきれいなまま運ぶパッキング術

続いて大人用の服をキャリーケースの反対側に。
宿泊先でハンガーにかけるものと、かけない物に分けて入れます。

すぐにシワがついてしまうシャツをきれいに持ち運ぶには、クリアケースと下敷きを使います。
【1】シャツのボタンを一番上まで留める
【2】裏返して、下敷きを縦向きで背中に置き、下敷きに沿ってたたむ
【3】裾を折り込む
【4】綺麗に畳んだ状態でクリアケースに入れる


くしゃくしゃになりがちなスカートも、畳み方を工夫すればシワを防げます。
【1】広がりにくくするために裏返す
【2】長方形になるように左右を折りたたむ
【3】ロール状にしたタオルを芯にして下に向かってくるくると巻く