100円を得るための営業費用が6500円以上の区間も
JR西日本によると木次線・出雲横田~備後落合間の輸送密度はわずか37人。
100円を得るための営業費用が6596円かかっている状態で、存続に向け厳しい状況です。
7月28日、沿線自治体の代表らが集まり、おろち号の後継となる観光列車や、路線の活性化について話し合う会議が開かれました。

「キャッチコピーを考えて頂いた。『RAIL is BATON.』ということでいかがかなと…」
会議で披露されたキャッチコピー案には、厳しい指摘も。
出席者
「このキャッチコピーから、どうもこの木次線エリアっていうのが全然見えて来ない」
雲南市観光振興課 高橋司課長(PT事務局)
「沿線利用者の方ともですね、少し話したりする場面、意見を吸い上げる場面っていうのをいずれかの形で作って行かなくちゃいけないと思います」
木次線の活性化には、利用者でもある住民の関わりが不可欠です。
存続については、地域の関心を、いかに高めて行けるかが鍵となるのは間違いありません。