コロナが明け「観光地・倉敷」をどう生かす?
倉敷市のインバウンド誘致委員会によりますと、加盟する宿泊施設で、コロナ禍前の7割ほどまで訪日客の数が回復しました。観光産業のさらなる活性化の「起爆剤」として伊東市長は、MICE推進を挙げています。

MICEとは、国際会議や企業などの研修を誘致するビジネスイベントの総称で、伊東市長はこの事業を進め倉敷市の魅力発信、海外からの交流人口増加を目指したいとしています。

(伊東香織 倉敷市長)
「今、本当に社会が非常に大きな変革の時に差し掛かっていると思います。特にその中で『コロナの4年間の後の経済の復興、町の復興』という面での、倉敷の観光産業をはじめとした各地域の魅力を発信していく」
「人口減少社会」にどう取り組む?
伊東市長は、5期目で重点的に取り組む3つの課題をあげています。その一つが「子育て支援と、高齢者の健康長寿」です。

(伊東香織倉敷市長)
「人口減少社会に対抗していくためには、子育て、それから住民の皆様が住みやすい、それから働きやすいまちづくり、そして健康長寿のまちづくりなど、そういうところを全体的に取り組んでいく必要がある」
「子育てするなら倉敷で」を掲げる伊東市長。
妊娠・子育てステーション「すくすく」の体制を充実させるほか、高齢者が元気で活躍できるよう、生活習慣病の予防やスポーツの推進などで「温もりあふれる健康長寿のまちづくり」を目指すと言います。

公共施設の老朽化 どう対策を施す?
2つ目の課題は「公共施設の老朽化」です。
(伊東香織倉敷市長)
「施設の再編・複合化、それからサービスの、いろんな強化などをしていきたいというふうに思っております」

市内にある公共施設の多くは高度成長期に整備されたため、老朽化が進んでいます。それら施設の建て替えを行い、利便性の向上や地域振興につなげたい考えです。
児島・水島エリアでは、2029年度までに複数の施設の統合が予定され、持続可能な公共サービスの提供を目指すと言います。

西日本豪雨からまもなく6年「災害にどう備える?」
伊東市長が掲げる3つ目の柱は、「災害に備えるまちづくり」です。
(伊東香織倉敷市長)
「地域の防災訓練などを、より一歩二歩踏み込んだような形で具体化していただくようなこと、それから地域でのお互いの声のかけ合いとかですね、協力して逃げていく、そういうところについての具体的な取組みを前に進めていきたいと思っております」

2018年の西日本豪雨以降取り組んできた、小田川と高梁川との合流点付替え工事も今年3月に完了。現在も南海トラフ地震などさまざまな災害に備えたるめ、大型備蓄倉庫といったハード面の整備を進めています。

今後は、高齢者らの避難支援や、子どもたちへの防災教育などソフト面での対策にも取り組むとしています。
伊東市長は5期目について、「未来を見据えた4年間にしたい」と意気込みます。
(伊東香織倉敷市長)
「多くの方に来ていただけるようなまちづくり、そしてそれを大きな起爆剤として発信をしていけるような、そういうまちづくりに取り組んでいくことが、また大きく必要だというふうに思っております」















