山内アナが力説 Dr.ヒルルクの名シーン

(若狭キャスター)
これね、大人の事情もありまして、本物の絵は出せないということで…絵が得意な山内さんが描きました。

(山内アナ)
Dr.ヒルルクですが、とにかく皆さんに言いたいのは一つだけ。この人すごく人柄がいいんですよ。死にかけていたトニートニー・チョッパーというトナカイを救ってくれた“やぶ医者”。そのトナカイのチョッパーは、育ての親だと思ってるんですよ。誰よりも尊敬している!このお医者さんみたいに、俺もなりたいということで、弟子みたいな存在になるんですね。

ただ、Dr.ヒルルク。実は病気にかかっていて、余命があと少しなんですよ。そんなDr.ヒルルクを救いたいということで、このトナカイのチョッパーは旅に出ます。

チョッパーは、「アミウダケ」というキノコが図鑑に載ってるのを発見するんですね。その図鑑の隣にはドクロのマークが書いてありますが、Dr.ヒルルクが過去に「ドクロは信念の象徴だ」と。つまり、これは“良いマーク”なんだと。「アミウダケをあげればDr.ヒルルクの病気は治るんだ」と思うんですよ。ですがこれは、猛毒キノコだった。

(若狭キャスター)
あ、猛毒キノコを特効薬と勘違いした?

(山内アナ)
そうなんです。ただこれを持ってきて「Dr.ヒルルクさんこれ!」っていうと、Dr.ヒルルクはこれが毒キノコってわかっているのに、チョッパーが角が折れてまで持ってきたキノコだからって、食べてあげるんですよ。

そしたら、だんだん体調が悪くなってきます。体調が悪い中、ワポルという人にDr.ヒルルクが呼ばれるんです。

これはワポルの周りにいる人が全員体調不良だから助けてくれってうそで、罠だったんです。みんな、銃を構えていて、殺されそうになる。そんなとき、言った言葉が「良かったみんな無事で。病人はいないんだな」と。普通は「なんかお前だましたな」ってなるじゃないですか。そんなこと言わないんです。Dr.ヒルルクは、人格者だから。次が名場面なんです。

チョッパーのきのこのスープで死ぬ前に、爆薬の入った酒を飲んで自爆する。なぜこれを飲んだかというと、チョッパーがキノコを渡しちゃった。でもこれは毒きのこだった。これで死んじゃったらチョッパーはずっと自分を責めますよね。そんなのかわいそうってことで自爆するときに言ったのが「まったく!!!!いい人生だった!!!!」(拍手)

(若狭キャスター)
泣くところは、どこですか…いいシーンだったということですね!今、ONE PIECEファンをものすごく敵に回した一言を言ってしまったような気がするんですが…

気づけばいつの間にかあなたもドラゴンズファンに…若狭の「マイドラ」、次回もお楽しみに!