大阪市の公立小学校で女子児童がランドセルを無理やり持たされるなどのいじめを受け転校し近く市を提訴することがわかりました。

両親によりますと、大阪市内の市立小学校に通っていた当時1年の女子児童は2020年の夏頃から12月にかけて、複数回、下校中に同級生の男児からランドセルや水筒などを
無理やり持たされるいじめを受け不登校になり翌年の12月、転校しました。

(いじめを受けた女児)
「何回も嫌って言ってもそれをやらされて、それと『裸になって』とか言われた」「悲しかったし、しんどかった」

転校後、市教委は市長に「いじめ重大事態」と報告、第三者委員会はいじめと認定し「学校はいじめではなく児童同士のトラブルとして対応した」と指摘しました。

女子児童と両親は担任教諭らが相手児童への適切な指導を怠ったため転校に至ったとして
大阪市に対して、およそ300万円の損害賠償を求めて近く提訴する方針です。