■メジャーリーグ ロッキーズ 5-13 パドレス(日本時間3日 ペトコ・パーク)
2017年以来の2桁勝利をかけてパドレス・ダルビッシュ有(35)がロッキーズ戦に先発。メジャー10年間でここまで日米181勝挙げているダルビッシュだが、ロッキーズ戦は10度先発してわずか1勝と相性の悪い球団だ。1回、先頭のC.ブラックモン(35)には球数を使い落ち着いたピッチングでカウント3-2からカットボールで空振り三振。先頭打者を打ち取ると1回は3人で抑え順調な立ち上がりを見せた。
2回は先頭の4番B.ロジャース(25)にカウント3-2から9球目、外角の際どいボールを見逃され四球。先頭打者を出塁させると、この日初のセットポジションでの投球、5番R.グリチェク(30)には3球連続ボールとコントロールが乱れた。カウント3-1とすると5球目のカットボールが甘く入りレフトスタンドへ、ダルビッシュも打たれた瞬間に首を左右に振り投げたボールに納得いかず、先制のツーランホームランを浴びた。
さらに4回には4番・ロジャースはカウント2-2と追い込みながらも勝負球のストレートが真ん中に入りバックスクリーンへソロホームランを浴び3対0とリードを広げられた。
続く5番・グリチェクには四球、6番R.マクマーン(27)にはレフト前ヒット、グリチェクの好走塁で無死二、三塁とピンチを背負った。ここでパドレスベンチが間をとり、マウンドへ集まった。これで落ち着いたダルビッシュは7番C.ジョー(29)をスライダーで空振り三振、8番Y.ダーザ(25)を97マイル(156キロ)のストレートで空振り三振、8番B.サーブン(27)も97マイル(156キロ)のストレートで空振り三振と三者連続三振でこのピンチを切り抜けた。
この流れにパドレスも乗りその裏、犠牲フライで1点を返すと9番T.グリシャム(25)にツーランが飛び出し3対3の同点に追いついた。
追いついてもらったダルビッシュだったが5回、1死から連打で一、二塁のピンチを招くが4番・ロジャースをシンカーで詰まらせボテボテのゴロ、これをキャッチャーA.ノラ(32)が素手でとってサードへ、さらにファーストへ送られダブルプレー、女房役の好プレーでダルビッシュは助けられた。
その裏、パドレスは2死一、二塁のチャンスで7番キム・ハソン(26)がレフト前へ、2塁ランナーがホームへ突っ込むもアウトの判定、これにパドレスベンチがビデオ判定を要求した。長い時間待たされたが判定が覆りセーフに、4対3とパドレスが勝ち越しに成功した。
ダルビッシュは95球で迎えた6回のマウンド、ギアを挙げこの回は速いボールで勝負、98球目にはこの日最速の98マイル(158キロ)をマーク、12球のうち9球が150キロオーバー、100球を超えてもスピードが落ちずロッキーズ打線を力でねじ伏せた。ダルビッシュは6回を投げ107球、被安打6 被本塁打2 奪三振7 四死球2 失点3で今シーズン10勝目、2017年以来となる2桁勝利となった。
また、トレード最終期限日となったこの日、パドレスはナショナルズと6対2のトレードが成立し、ナショナルズから2020年ナ・リーグ首位打者のF.ソト(23)と今季14本塁打を放っているJ.ベル(29)を獲得したと発表、プレーオフ進出を狙うパドレスにとっては大きな戦力の補強となった。
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